出産後のお悩みで多い、腰の痛みや違和感、股関節の痛み、脚のむくみ、足の冷え、下腹の出っ張り、尿漏れに、恥骨の痛みなど、これらの症状やお悩みは、妊娠出産による骨盤の開きやゆがみによるものと、骨盤を支えている筋肉がゆるんでしまったことがほとんどの原因として起こってきます。
もちろん、骨盤の開きやゆがみが原因なので、骨盤の開きやゆがみを整えればこれらの症状やお悩みは無くなるということです。また人によっては骨盤の開きや歪みが原因で、便秘や肩こりお肌のお悩みなどが出てくる方がいらっしゃいます。もちろんこのようなお悩みも骨盤が原因であれば、矯正を受けることで解消します。
産後の骨盤矯正は、産後2ヶ月~3ヶ月目以降から通い始めることをお勧めします。
最も効果が出やすい時期は産後2ヶ月~6ヶ月です。理由としては、妊娠中から分泌される「リラキシン」というホルモンが関係します。リラキシンは、骨盤の靭帯や腱、筋肉の延びを良くし緩ませ骨盤を開かせる効果があり、お腹の中に赤ちゃんを納めやすくしたり、産道を確保しやすく出産をスムーズにします。産後は徐々に分泌が減少し、1ヶ月~半年間程度で分泌が止まると言われています。
一度開いた骨盤は出産後に、急に元の状態へと戻る事はなく2ヶ月から10か月ほどかけて正常な位置に戻ります。妊娠中の筋力の低下の影響もあり自然に本来の位置に戻る事は難しく、骨盤が緩んだ状態で育児や家事で動き回ってしまうことで、本来の状態では無く、ゆがんだ状態で戻ってしまうケースが少なくないわけです。リラキシンの分泌の軽減時期から矯正とトレーニングをお勧めします
・通院は6回程度を目安として考えます。
最初の月は週に1回、翌月は2週に1回を目安にご通院ください。